第4回わが子のこれから勉強会

2022/10/18 (火)

令和4年度第4回のわが子のこれから勉強会を行いました。
今回は10月に開所した「りらっくすこどもセンターくすのき」3階の子育てルームで行いました。
参加者13名が終盤にはグループ毎に意見を交わしつながりを図りました。

 わが子のこれから勉強会の目的である
(1)保護者の皆さんが、わが子をありのままに、そして肯定的に受け止めることができるよう様々な情報を
   共有し、子どもさんの育ちを共に支援する。
(2)成長・発達の過程での様々な葛藤や課題について、ライフステージを見据えて共に考えていく。
(3)保護者同士のつながりをつくり、保護者の子育てに対する安心感を培い孤立を防ぐ。
(4)りらっくすの療育サービスの向上につなげる。
  目的に近づけるようにこれからもこの勉強会を続けていきます。

 挨拶に来て下さった國政社長、そしてサポートしていただいた中広西のスタッフのみんさんありがとうございました。

 参加者のアンケートの中からお二人の声を届けます。
〇今まさに「叱らない子育て」の方法について悩んでいます。言葉をはじめ発達に遅れがあったことから「どうしてできないの」「どうしてうちの子だけ」との思いから感情的になることが多く、何度も怒鳴っては泣いて反省し、抱きしめて謝って・・・うをくりかえしていました。
 本人のせいではないとか、こういえば伝わると頭でわかっていても感情的になることが多くありました。
 今日のお話を聴いて、できたことを抽象的にだけでなく具体的にほめ「あなたが」いてくれるだけで幸せだよ」という気持ちを伝えられるような言葉がけを心がけ、子ども自身の自尊感情を高めていけるようにしたいと思いました。
〇私は日々子育てでイライラしてばかりで子どもに感情をぶつけて怒ることが本当に多くて反省の日々で、これではいけない、子どもの自尊感情や自己肯定感にも絶対によくないな・・と思っていました。そのような中で今回のこの会に参加して「できていることを認める」ことの大切さ「子どもってかわいい」と思えることの大切さを思い出しました。なかなか自分を変えるのはすぐには難しいとは思いますがこのような会でお話を聴いたり、自分も話したりすることで子育てで大切にしたいことを思い出せるような機会をこれからももちたいです。ありがとうございました。
 同じように障害のあるお子さんをおもちの方と話す機会がないので今日は話すことができて良かったです。

 ※話題提供した穐山さんの資料を添付しています。

「今後の進路(中・高校など)について参考にしたいので、先輩保護者さんのお話も聞いてみたいです。」
「就労者の研修+りらっくすさんの作業所の研修や見学会があれば良いかなと思います。」
 アンケートにはこうした声もありました。次回からの内容に生かします。
 また各事業所からも参加しやすい日時の設定を検討し、学習会の広がりを求めていきたいと思います。