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2026/01/07
新しい一年のスタートに考えたい「小さな成功体験」の積み重ね|自己肯定感を育む障がい児支援と家庭連携のヒント
目次
はじめに|今年こそ、お子さまの「できた!」を一緒に見つけませんか
成功体験が自己肯定感を育てる理由|「自分でもできる」という実感が心を強くする
支援現場での目標設定の考え方|「頑張れば届く」ステップを大切にする
ご家庭と支援事業所の連携が成長を支える|一緒に歩むからこそ見える成長
新しい一年を前向きに歩むために|「できた」を一緒に見つける一年に
まとめ|小さな成功体験が、大きな未来をつくる

はじめに|今年こそ、お子さまの「できた!」を一緒に見つけませんか

新しい一年が始まりましたね。保護者の皆さまは「今年はどんな成長が見られるかな」と、期待と少しの不安を抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

障がいのあるお子さまを育てているご家庭では、周囲との成長の違いに目が向きがちで、つい「できないこと」ばかりに意識が向いてしまうこともあるかもしれません。あるいは、将来のことを考えると心配が募る日もあるでしょう。

だからこそ新しい一年のスタートに考えていただきたいのが、「小さな成功体験」の積み重ねです。日々の暮らしの中にある小さな「できた!」「やってみた」という瞬間こそが、お子さまの心を育て、次へ進む力になっていきます。

この記事では、リラックスの支援現場での経験をもとに、成功体験と自己肯定感の関係、目標設定の考え方、家庭と支援事業所の連携について、わかりやすくお伝えします。日々の子育てに迷ったとき、この記事が少しでも皆さまの支えになれば幸いです。

成功体験が自己肯定感を育てる理由|「自分でもできる」という実感が心を強くする

自己肯定感とは|「自分は自分でいい」と思える気持ち

自己肯定感とは、「自分は自分でいいんだ」「自分には価値がある」と感じられる心の土台です。これは生まれつき備わっているものではなく、日々の経験の中で少しずつ育まれます。

障がいのあるお子さまは、どうしても「できないこと」に注目されやすい環境にあります。保護者の皆さまも、つい「まだこれができていない」「あの子はできているのに」と、できないことに目が向いてしまうこともあるでしょう。

でも、どんなお子さまにも得意なこと、少し頑張ればできること、時間をかければ身につけられることがあります。その子なりのペースで「できた」という経験を積み重ねることが、自己肯定感の土台となります。

小さな「できた!」が、次への一歩になる

成功体験とは、大きな達成だけを指すものではありません。支援現場では、次のような些細に思える出来事も、立派な成功体験として捉えています。

朝、自分で顔を洗えた。いつもは嫌がる歯磨きができた。あいさつを自分から言えた。苦手な活動に最後まで参加できた。昨日より少し長く集中できた。

こうした小さな「できた」を周りの大人が認めて言葉にすることで、お子さまは「また頑張ってみよう」と前向きな気持ちを持てるようになります。

「できた」を認めてもらえることの大きさ

お子さまにとって、自分の「できた」を周りの大人に認めてもらえることは、想像以上に大きな意味を持ちます。ただ「すごいね」と褒めるだけでなく、「今日は自分で靴を履けたね」「最後まで座っていられたね」と具体的に伝えることで、お子さまは「自分の頑張りを見てくれている」と感じ、安心感と自信を得られます。

こうした積み重ねが、やがて「自分にもできることがある」という実感となり、自己肯定感の土台を築いていくのです。

失敗を恐れない心が育つ

成功体験を積み重ねることで、失敗を恐れない心も育ちます。「できた」という経験を十分に味わったお子さまは、たとえ次に失敗しても「またやってみよう」と思える余裕が生まれます。

反対に、失敗ばかりが続くと「自分には無理だ」という気持ちが強くなり、新しいことに挑戦する意欲が失われてしまいます。小さな成功体験を大切にすることは、お子さまの挑戦する力を守ることでもあるのです。

支援現場での目標設定の考え方|「頑張れば届く」ステップを大切にする

高すぎる目標が子どもを苦しめることも

お子さまの成長を願うあまり、つい「できるようになってほしいこと」をたくさん設定してしまいがちです。しかし目標が高すぎると、達成できなかったときに失敗体験として残ってしまいます。

リラックスの支援現場では、お子さまの「今の姿」をしっかりと見つめ、そこから無理なく一歩進める目標を立てることを大切にしています。目標は「頑張れば届きそう」「少し背伸びをするくらい」が理想です。

大きな目標を小さなステップに分ける工夫

たとえば「集団活動に参加する」という目標も、細かいステップに分けることで達成しやすくなります。

大きな目標

小さなステップの例

集団活動に参加する

1. 活動の場に入ることができる<br>2. 椅子に座ってみる<br>3. 5分間だけ参加してみる<br>4. 途中で休憩を入れながら参加する<br>5. 最後まで参加できる

朝の支度を自分でする

1. 保護者と一緒にやってみる<br>2. 声かけを受けながら一つだけ自分でやる<br>3. 手順表を見ながらやってみる<br>4. 自分から進んでできる

このように段階を踏むことで、お子さまは焦ることなく、自分のペースで「今日はここまでできた」という成功体験を積み重ねられます。

「できた・できない」より、「やろうとした」を認める

支援現場では、結果だけでなく「やろうとしたこと」「挑戦したこと」そのものを大切にしています。たとえ途中で難しくなっても、その一歩を踏み出したこと自体が成功体験なのです。

保護者の皆さまも、「できたかどうか」より「頑張ったね」「やってみたね」と過程を認める声かけをしていただくと、お子さまはより前向きに次に進めるようになります。

一人ひとりのペースを尊重する

お子さまによって、成長のペースは大きく異なります。ある子はすぐにできるようになることも、別の子には時間がかかるかもしれません。でもそれは決して劣っているわけではなく、その子なりのペースで確実に成長しているということです。

リラックスでは、一人ひとりの発達段階や特性に合わせた個別の支援計画を立て、その子に合ったペースで成長を見守っています。周りと比べるのではなく、その子自身の「昨日よりできた」を大切にすることが支援の基本です。

ご家庭と支援事業所の連携が成長を支える|一緒に歩むからこそ見える成長

家庭での関わりが成功体験を広げる

支援事業所での「できた」をご家庭でも共有することで、お子さまの自信はさらに深まります。たとえば事業所で「今日はお友達にあいさつができたんですよ」とお伝えしたとき、ぜひご家庭でもその話題に触れてみてください。

「今日、あいさつできたんだって?すごいね」「先生が教えてくれたよ。頑張ったね」と声をかけるだけでも、お子さまは「自分のことを見てくれている」「お母さんも喜んでくれている」と感じ、安心感と自己肯定感が育まれます。

家庭と支援現場、それぞれの役割

ご家庭と支援事業所では、それぞれの役割が少し異なります。お互いの役割を理解し、補い合うことで、お子さまは安心して成長していけます。

ご家庭での役割

支援事業所での役割

安心して過ごせる場所<br>ありのままを受け入れる

成長を後押しする場所<br>小さな挑戦を応援する

無理をしなくてもいい<br>リラックスできる

少し頑張ってみる<br>新しいことに挑戦する

気持ちを受け止める<br>困ったときに頼れる

行動を具体的に支援する<br>できる方法を一緒に考える

どちらか一方だけで頑張るのではなく、それぞれの役割を大切にしながら連携することが、お子さまの安定した成長につながります。

日々の変化や気づきを共有する大切さ

ご家庭での小さな変化や気づきを支援事業所に共有していただくことは、支援の質を高めるうえでとても貴重です。「最近、家ではこんな様子です」「こんなことが気になっています」「週末にこんなことがありました」といった情報は、支援計画を見直したり、より適切な関わり方を考えたりするヒントになります。

逆に、事業所でのお子さまの様子をご家庭にお伝えすることで、保護者の皆さまも「こんな一面があるんだ」「こういう場面では頑張れるんだ」と新しい発見ができることもあります。こうした双方向のコミュニケーションが、お子さまを中心とした支援の輪を強くしていきます。

困ったときは遠慮なく相談を

子育ては誰にとっても悩みや不安がつきものです。特に障がいのあるお子さまを育てていると、「こんなこと相談していいのかな」「こんな小さなことで相談するのは申し訳ない」と思われることもあるでしょう。

でも、どんな小さなことでも、保護者の皆さまが気になることは私たちにとって大切な相談です。リラックスでは、保護者の皆さまが安心して相談でき、一緒に考えられる関係づくりを大切にしています。困ったときは遠慮なくお声がけください。

保護者同士のつながりも大きな支えに

同じように障がいのあるお子さまを育てている保護者同士のつながりも、大きな支えになります。リラックスでは、茶話会や参観日などを通して、保護者の皆さまが気軽に交流できる機会を設けています。

「うちもそうなんです」「そういうときはこうしてますよ」といったちょっとした会話の中に、日々の子育てのヒントや励ましが見つかることもあります。一人で抱え込まず、同じ立場の仲間と支え合える場があることも、リラックスの大切な特徴です。

新しい一年を前向きに歩むために|「できた」を一緒に見つける一年に

まずは一つ、小さな目標を立ててみませんか

新しい一年の始まりに、ぜひお子さまと一緒に小さな目標を一つだけ立ててみませんか。大きな目標である必要はありません。「朝、自分で顔を洗う」「あいさつを自分から言ってみる」「苦手な野菜を一口食べてみる」といった、小さくて具体的な目標で十分です。

そしてそれができたときには、思い切り褒めてあげてください。「できたね」「頑張ったね」「すごいね」という言葉が、お子さまの心に自信を積み重ねていきます。

「できないこと」より「できたこと」に目を向けて

日々の暮らしの中で、つい「できないこと」に目が向いてしまうのは、保護者として当然のことです。でも、一日の終わりに今日お子さまが「できたこと」を一つだけでも思い出してみてください。

それを手帳に書き留めたり、家族で話題にしたりするのもよいでしょう。そうすることで、お子さま自身も、そして保護者の皆さまも「こんなに成長しているんだ」と実感できるようになります。

焦らず、お子さまのペースを信じて

お子さまの成長は、決して一直線ではありません。できるようになったと思ったら、また元に戻ってしまうこともあるでしょう。そんなときは「これでいいのかな」と不安になるかもしれません。

でもそれもまた成長の過程です。お子さまは自分なりのペースで確実に前に進んでいます。焦らず、お子さまのペースを信じて、一緒に歩んでいきましょう。

リラックスは、いつも保護者の皆さまと一緒に

私たちリラックスは、児童発達支援、放課後等デイサービス、生活介護、就労支援、グループホームなど、お子さまの成長段階に応じた幅広い支援を提供しています。未就学のお子さまから学齢期、そして成人後の生活まで、生涯にわたって寄り添える体制を整えています。

一人ひとりのお子さまの「できた!」を大切にし、ご家庭と一緒に成長を喜び合える関係づくりを目指しています。保護者の皆さまが安心して相談でき、「ここなら信頼できる」と感じていただけるよう、これからも地域に根ざした温かい支援を続けてまいります。

新しい一年が、ご家族にとって、そしてお子さまにとって、小さな「できた!」がたくさん積み重なる笑顔あふれる一年となりますように。私たちは、いつも保護者の皆さまと一緒にお子さまの成長を見守り、応援しています。

まとめ|小さな成功体験が、大きな未来をつくる

新しい一年のスタートに、ぜひ心に留めていただきたいことをまとめます。

小さな「できた」を積み重ねることが、自己肯定感を育てます。目標は「頑張れば届く」くらいのステップに分けることで、成功体験を増やせます。結果だけでなく「やろうとした」過程を認めることが大切です。家庭と支援事業所が連携することで、お子さまの成長はより確かなものになります。困ったときは一人で抱え込まず、遠慮なく相談してください。

私たちリラックスは、これからも保護者の皆さまに寄り添い、お子さま一人ひとりの「できた!」を一緒に見つけ、喜び合える存在でありたいと願っています。新しい一年が、皆さまにとって希望に満ちた一年となりますように。

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